スポーツマン金太郎

冬期五輪がたけなわの頃に書いている。
オリンピックと言えば、ひと昔前なら橋本聖子だが、今なら夏、冬問わず、YAWARAさんである。
まずはYAWARAさんが無事に男児を出産した。おめでとうございます。これにより私たちは18年後くらいのオリンピックで、「母も金、息子も金。」のセリフを言う、YAWARAコーチの姿を約束されたことになる。今は冬期五輪でもあるから、息子が趣旨替えをしてフィギュアスケートの選手になったことを想像してみる。きっと演技が終わった後、緊張した面持ちで結果を見つめ、その後、飛び上がらんばかり喜んで抱きつくYAWARAさんと息子のツーショットが映し出されることだろう。演技の際に使用する曲は、もちろん美空ひばりの「柔」だ。

そんな我々スポーツファンに話題を提供し続けてくれるYAWARAさんであるが、息子の名前が普通過ぎなくないか?何故「金太郎」にしないのだろう。決しておふざけでなく、「スポーツマン金太郎」という、往年の名作漫画(読んだことないけど)の存在もふまえて言っているのだ。自らも漫画より、ニックネームを頂戴しているわけだし、何の問題があろう。
「谷金太郎」、うーんいい響きだ。きっと幼少のころは、心ない同級生より「タ○キン太郎」とからかわれるかもしれないが、そんなガキにげんこつの一つや二つ喰らわす元気がなければ、将来は心もとないし、YAWARAさんの子供がそんな線の細い、絵を描くのが好きな大人しい子供ということはないだろうし、きっとじゃジャイアンみたいなガキ大将で、そんな悪口は言わせないはずだ。
勿論、たしなむスポーツは柔道に野球だ。他に何がある。柔道に野球か。これは水島新司が考えるところの史上最強の野球選手ドカベンこと山田太郎と同じではないか!
余談だが、「ドカベン」がどうしても「ドカベソ」に見えるのは私だけだろうか?
当面のところ柔道部に席を置きつつ、たまに助っ人で野球の試合に出る感じになるだろうが、最初の大きな目標は柔道、野球の両方でオリンピックに出ることだ。そこで、「野球でも金、柔道でも金。」のセリフを言わなければならない。それからの進路は五輪が終わってから考えればいいだろう。
と、「何、生まれたばかりの赤の他人の子供の将来ネタにしてんのよ!」とYAWARAさんから一本背負いを喰らいそうなので、これにて終了。

ところで、スポーツ新聞で、YAWARAさんがへそ出しミニスカートで始球式、ならびに「ファンのみなさんにお色気サービスしちゃいました。」なるコメントも残しておりましたが、私はかれこれ30年以上、日本語を使用していますが、意味が理解できませんでした。いやーっ、日本語って本当に難しいものですね。

更新日2006年3月5日更新
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